OC for me > Let’s 婦人科 > イベントレポート LaLa女性外来スペシャルフォーラム 編

Let’s 婦人科

LaLa女性外来スペシャルフォーラム 「子供を産むか産まないか?」「産むとすればいつ産むか?」「そしていつまで産めるのか?」など、“出産”は未婚・既婚を問わず多くの女性にとって悩める問題です。
こうした声を受け、LaLaTV『LaLa 女性外来』では、“出産”をはじめ、女性のカラダ、婦人科受診といった様々な切り口で、女性のトータルヘルスケアを目的とした番組づくりに取り組んでいます。そして今回は特に、賢い女性の選択枝としてOCにもフォーカスしたスペシャルフォーラムを開催するということで、OC for me! として番組に賛同し、協賛すると共に、公開収録に行ってきました。

日本の「出産」における理想と現実

日本では理想の子供の数が2.48人に対して、実際に1人の女性が産む子供の数は1.26人(2005年)というデータがあります。前半では、こうした出産における理想と現実に焦点を当てながら、「いつかは子供を産みたい。でも…」と出産に踏み切れない女性達の本音や、行政や企業による出産・育児支援の取り組みについて語られました。
また現在、出生率が2人を越えたというフランスの出産・育児事情について、ジョリヴェ先生が解説。日本ではいまだに「働く母は悪い母親」というイメージが根強いのが現状ですが、フランスでは安心して産め、出産後も仕事が続けられるように、育児休暇の取得や、保育ママなどの制度がきちんと整備されているのだそうです。

女性のライフプランを助けるOC

後半は、将来的に出産を考えている女性にとって最も関心が高い「一体いつまで子供が産めるのか?」を中心に、女性の体のしくみやOCについての専門的なお話へと続きます。
一番驚いたのは、日本の女性は自分の体について学ぶ機会がほとんどなく、いつまで産めるのかを知らない人が大半だということ。そのため、いざ「子供を産みたい」と思った時に初めて、“妊娠しづらい”と気づく方が多いのが今の現状なのだそうです。「出産にはリミットがあると知った上で、産めない時期にはOCを活用しながら、ライフプランを立ててほしいですね」と種部先生は仰います。 また現代では、ライフスタイルが変わり、生涯の生理回数や排卵回数が増えたことで、不妊の原因になる子宮内膜症をはじめとした、子宮や卵巣の病気が増えているという報告も。
「これらの病気にはOCが有効です。数年服用することで卵巣がんや子宮体がんのリスクを下げるほか、子宮内膜症の予防効果も。私も服用していますが、生理痛を和らげたり、お肌もキレイにするなど数々のメリットがあるんですよ」と対馬先生。

また最後に、「女性たちがこうした病気を見逃さないためだけでなく、毎日を健康に生きるためにも、普段から気軽に相談できる婦人科のパートナードクターを持つことが重要です。」と、パネリストが声をそろえて語ってくれました。

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パネリストからのメッセージ

このフォーラムに出演された5名のパネリストから、「いつか子供を持ちたい」と考える働く女性に向けて、メッセージを頂きました。

■対馬ルリ子先生
ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック院長


街頭インタビューで、「子供を産んだら仕事は辞めなくては」と考えている女性が多いのが印象的でした。私自身、二人の娘を育ててきましたが、育児は大変なことだけではありません。人間的に成長できるチャンスですし、子育てをしながらフレキシブルに対応することは仕事にも役立ちます。これだけ豊かな国なのですから、仕事か育児かの二者択一ではなく、知識を持って、もっと貪欲に自分の人生を生きてほしいと思います。
■種部恭子先生
女性クリニックWe!TOYAMA 院長


産む選択、産まない選択、子供を産めた人、産めない人。どんな生き方をしたからといって女性としての価値が下がるわけではありません。とはいえ、出産のリミットを知らなかったために、あとあと後悔するのは避けたいもの。 OCは将来子供を望む人にとって、体を整えておく必要なツールです。出産にはリミットがあると知った上で、まだ産めない時期にはOCを活用しながら、ライフプランを立ててほしいと思います。

■ミュリエル・ジョリヴェ先生
上智大学外国語学部教授


私が子供を産もうと思ったのは、その経験が必ず仕事にも活かせるという考えがあったからです。子供が小さい時期はそう長くはありません。3歳までは時間を短縮して働かしてもらうなど、自分の努力で育てやすい環境にしていくことも大切。前例がないのなら、その会社で初の育児休暇を取ってしまえばいいのです。「もっといい時期が来たら…」と思っていたら、いつまでたっても産めませんよ。子供も仕事も、自分が望むものは、すべて手に入れていいのです。
■矢野貴久子さん
(株)カフェグローブ・ドット・コム代表取締役


私自身も「いつかは」と思いつつ、仕事優先で知らず知らず出産を先延ばしにしてしまっていました。先延ばし自体は悪いこととは思いませんが、せめて自分の体の状態は知っておかないと、私のように30代後半~40代になってから慌てる、ということになりかねません。
自分の体の状態を知ることは、子どもをいつ持ちたいかということと向き合うきっかけにもなります。タイムリミットがあるだけに、私の反省もこめて、早くからその機会をもつことをおすすめします。

■杉村由香理さん
(株)日本家族計画協会クリニック事務長


ジョリヴェ先生のお話を聞いて、出産・育児における日本とフランスの社会の差に驚きました。日本でもいろいろな世代が声を上げることで少しずつ変えていければと思います。
そしてまずは、前向きにライフプランを考える上で必要なOCについて、もっと知っていただきたいですね。日本では親やパートナーの反対にあって服用を中止するケースが少なくありません。本人だけでなく、周囲の人にもOCの正しい知識を知ってもらいたいと思います。
 
イベントに参加して

漠然と「いつかは子供が欲しいな…」と思いつつも、気づけば30代突入。日々仕事に生活に、と流されていることを実感。人生いろんな選択肢があるけれど、こと“出産”に関してはタイムリミットがあることを頭の隅において、30代のライフプランニングをしていきたいです。また、女性疾患やホルモンバランスの話の中で、OCが諸外国では当たり前のように普及していることを知り、興味を持ちました。自分の体やOCをもっと詳しく知る上でも、まずは婦人科に行ってみます!(30代・会社員・未婚)

1回の排卵につき1つの卵子を使うと思っていましたが、実は10個も使うと初めて知り驚きました。女性は生まれた時にすでに決められた数の卵子を持っていて、大人になってからはその数は減り続けるとか。「いつかは子供を産みたい」と思っているので、排卵をお休みできるOCという選択があるとわかって、とても勉強になりました。(30代・会社員・既婚)

今までは、「結婚して数年したら出産しよう」と簡単に思っていました。しかし今日、いざ子供を欲しくなった時には、妊娠しづらくなっている可能性も在り得ると知り、体のことや、今後のライフプランのことを真剣に考えるきっかけになりました。特にパネリストの先生方も使用しているというOCは、避妊だけでなく、体にもとてもメリットがあるということで、自分でも調べてみたいと思います。 (20代・会社員・既婚)

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